準備編
韓ドラロケ地ウォーカー、アメリカ進出?

そういえば、アメリカには久しく足を踏み入れていない。
英語圏への旅行も随分とご無沙汰である。
いきてぇ〜と思いつつ、なかなか決断できずに数年が過ぎる。
寂しい限りである。
なんとか、今年は、今年は行こう!
と、硬く決心をする2006年の歳初めではあった。
でもねぇ、アメリカに一人旅ってのも詰まんないしぃ。
ここはひとつ、友を誘ってみるか?

西海岸ならいくつかロケ地もあるし
観光も出来るし
なんと言っても言葉が通じるじゃないか!
と友も乗り気になり
春先から11月下旬をターゲットに計画を練り始める。

8月にほぼスケジュールを立て
9月初旬に飛行機とホテルの予約を完了。
友が飛行機のチケット担当、私がホテルの担当と
分担することに。
お互いいろいろと忙しく、結局じっくりと顔をあわせて話し合いが出来ずに
メイルと電話でやり取りを繰り返し
なんとか無事に出発日を迎えることに。



2006年11月17日(金)
いよいよ出発

昨日の夜のメイルによると友は体調を崩し、発熱しているとのこと。
大丈夫か?

空港待ち合わせは2:30.
始発でウルトラ早いソウル行きとは異なり
ゆっくりと普通の急行で成田へ向かう。
気のせいか東京より寒い成田。
おまけに天気はどんより。
1時過ぎについてしまったので
まずはドコモで事前予約していた海外携帯をピックアップし
軽く食事をすることにする。
当分おコメが食べれないかなぁ、などと思い
(絶対そんなことないとは思ったけど)
親子どんぶりを食す。
飛行機に酔う私は、量は控えめに
薬が飲める程度にとどめる。
そろそろ待ち合わせ時間になるので
待ち合わせの場所に向かったところ
友からメイル。
「まだ移動中」
う〜ん。30分遅れて友、登場。
やっとチェックインをするが、旅行代理店が
シートリクエストを既に入れてたらしく
席が離れているとのこと。
並びを頼むが、結局前後に並んで
しかも3人席の真ん中という最悪の場所。
しかたね〜。
聞いていたとおり、税関を通る前と
飛行機に乗り込む間の二度にわたっての荷物検査。
私は酔い止め薬とアレルギーの目薬を持参していたが
あらかじめ透明のビニールに入れていたので無事に通過。



いよいよ機中の人へ。
本当に狭い機内だこと!
これに11時間も、しかも真ん中の席で!
再び、仕方ね〜
映画はイルマーレをやっていたのだが
日本語を選択すると吹き替えだったので
字幕無しの生声で見ることに。
ちなみに劇場で2度見たので
3度目の鑑賞。

  

イルマーレを見ながら蟹ご飯の機内食(もうひとつはカレーだった)。
気持ち食べて、デザートのハーゲンダーツのアイスクリームも気持ち食べて
寝ることに。ほとんど寝っぱなしだったが
朝ごはんと言われ、目が覚めてやっぱりちょっと食べる。
スクランブルエッグがおいしかった。


2006年11月17日(金)
もう一度17日。だけどロサンジェルス
無事にロサンジェルスへ到着。
座席がほぼ最後尾だったため
最後に飛行機を降りる。
降りた瞬間、ああ暖かい、と感じる。
イミグレーションがかなり混んでいるなぁ。
と列に並んでいたら、なんとイミグレーションの指紋と写真を撮る
システムがダウンしたらしく
復旧時間が不明とのアナウンスが英語、日本語、韓国語と流れる始末。
楽勝でお昼前に、ホテルに到着すると思ったのに。
1時間ほど待たされ
結局、システムは復旧しないままイミグレーションを通過。
波乱な幕開け??

荷物を無事にピックアップし
さてホテルに向かうシャトルバンを探さねば。
思ったよりこじんまりとした感じのところに降りたようで
ぽつんとあったインフォメーションセンターで
シャトルバンの乗り場を聞き出す。
バンの行き先はホテルごとになっているらしく
私たちのホテルへ向かうバンがなかなか来ず
乗客を裁いている気のいいおじさんが
「あと5分待ってね」を連発していたところ
やっとバンが来て、乗り込んでホテルへ。
シャトルバンは13ドル+チップ。

  

ロサンジェルスでのお宿はハイアットセンチュリープラザホテル。
LAのホテルも地理も分からず
値段と安心感で適当に選んだホテルだったけど
結構いいホテルだったらしいし、ショッピングモールが近くて
実は非情に重宝し、場所的には大当たりであった。


■ラブストーリーインハーバード UCLA
さて、いよいよロサンジェルス探索。
体制を整えて、まずはラブハバのロケ地、UCLAに向かう。
ホテルのコンシェルジェにUCLAの行き方を尋ねる。
タクシーが一番簡単だと言われ
ついタクシーを利用してしまう。
ところがタクシーの運転手、いきなり
UCLAがわからんとわめき出し
「ホテルの客なんて空港との往復ぐらいなんだ」と
文句タラタラ。
ったくいきなり。二度とタクシー乗るもんかっ!
ホテルで地図を貰っていたので通りの名前を言い
なんとか近くまで連れて行ってもらい
UCLAと書かれた門のところでおろしてもらう。
チップなんかやりたかないな、と思いつつ10ドルの運賃について
3ドル渡すと、また文句。
馬鹿やろ〜。仕方なくもう一ドル出す。
ったく!!!

気を取り直して
事前に大学のHPからプリントアウトしていた
キャンパスマップを片手に、ロケ地を探す。
どこも似たような建物で。
ラブハバが大好きな友はいたく感動している様子で
私はカナダの学生時代を思い出し
感慨にふける、ふける。

  

一通りキャンパスを回り、ブックストアでUCLAグッズを買いこむ。
帰りはバスで帰る!と主張する私であるが
広大なキャンパス、どこにバス停が?
キャンパス内にあるインフォメーションセンターで
バス乗り場を聞き、ついでに
スインがバイトしていたバーも聞いちゃおう!
どうもこのインフォメーションセンターは学生がボランティアでやっているらしく
バーの写真を見せたら、事前情報とおりこの店は学生の溜まり場なのか
大笑いされ一発でわかってくれた。
(いかにも旅行者がなんでこんなとこに?と思われたのかも)
教えられたとおりに、行くとなんと!
これには感激。


 

いや〜ドラマのまんまだなぁ。
立ち去りがたく、ではあるけど
日没が早そうなので、引き上げることに。
教えてもらったバス停から、無事にバスに乗り込む。

たまたま乗り合わせた東洋系の若い男性から話しかけられる。
買ったばかりと見受けられるプレステの箱を持っていたので
「これ新しいプレステ?」と聞くと
そうだとのこと。
ソウルじゃ喋れないけど、アメリカだとこういう会話が楽しめるので
うれしい。
センチュリープラザに帰るんだけど
というと、ここで降りてこう行けばいいよと
教えてくれる。
こんな旅のふれあいがちょっといい。


無事ホテルに戻り、なんと歯ブラシが付いてないこのホテル、
ホテルの売店で歯ブラシを購入。
(ソウルじゃないから、当然付いてると思って
歯ブラシを持参しなかった私)
夕食は歩いていけるショッピングモールの
フードコードで済ませることに。ショッピングモールはすでに
クリスマスの飾りつけ。
かなり広いフードコードでウロウロするが
初日なのでアメリカンっぽい食事にすることに。

    

混んでいたせいか、
注文は二皿したのにどさくさに紛れたのか
なぜか1皿分しか払わなかった私たち。
?????

ホテルに戻り、コンシェルジェに明日の訪問先の行き方を聞こうとしたら
明日の朝、聞いてと言われる。
まっいいか。
朝食はルームサービスを頼むことにし
日本を発つ前に体調を崩していた友は
時差ぼけもあり、早々にベットに。
私は明日の予定を復習しつつ
やはり9時ぐらいにベッドへ。



2006年11月18日(土)
なんとラブハバな日!

時差の所為か、何度か夜中に目が覚める。
6:30にセットしたアラームがなり
7:00にルームサービスの朝食が届く。
天気は晴れのよう。
ホテルの窓からはMGMのビルが真正面に見え
朝が明けようとしている。
友も熱が下がり、大丈夫そう。

  

■ラブストーリーインハーバード 南カルフォルニア大学

朝食を元気に食べて、いざ出発。
コンシェルジェにラブハバのロケ地である南カルフォルニア大学と
ファーマーズマーケットの行き方を聞く。
デイパス(一日乗り放題チケット)を買うように言われ
また地図を貰い、ホテルの最寄のバス停から
バスに乗り込む。
どうやら始発のバスだったみたいで
おしゃべり好きな運転手に
いろいろと話しかけられる。
南カルフォルニア大学に行く、と言うと
コンシェルジェとは違う行き方を教えられる。
本数が多いのはコッチだから
ぜったい自分が教えたとおりに行きなさい!
....専門家が言うから間違いないよね?
と運転手の言う通りに行くことに。
先週テレビで見た第二次世界大戦の日本兵のドキュメントが
すごく印象的だったらしく、ぜひ見ろと何度も薦められ
インターネットで調べてみるね、と約束して
教えられた乗換えで無事に大学に到着。

土曜日の大学は閑散としているので
心配していたのに、とてもにぎわっていたキャンパス。
なぜに??と不思議であった。
後で分かったけど、フットボールの試合があるために
応援のためものすごい人出だったということらしい。

 

ラブハバ大好きの友は
ここでも大感激していた。
ドラマでも図書館として出てきた本物の図書館に
交渉して入れてもらえることに。



スインが寝てた場所???
天井の装飾やステンドグラスがとても美しく
それらのポストカードが置いてあったので
お土産?に頂戴する。

ラブハバ好きな友は
グランドにも行きたいと言い
そんなシーンあったかいな状態の私であったが
どうやらグランドは外れ(ドラマで使用されたものとは違う)、だったらしい。
またまたブックストアで大学グッズを買い込み
一度ホテルに戻ることに。
(ホテルで言われた行き方とは違う方法で来てしまい
大学から次の移動方法がわからん!)


■ラブストーリーインハーバード ファーマーズマーケット

友は所謂LA定番のロディオドライブに行きたそうだったが
聞こえないふりをする私(えっ?)。
ホテルで直接、ファーマーズマーケットへの行き方を聞くと
簡単に1本で行くらしい。

事前に調べていたとき、ドラマで使われて店とは違う名前の
店しかなかったので、諦めていたらなんと!
ありました!

  

店名はKorean BBQではなくLa Koreaというらしい。
だから見つからなかったんだわ。
もちろんここでランチ、BBQを食べたら、からかった!ので
アイスクリームを食べてしまった私ではある。

マーケットの横にグローブというショッピングモールが併設されていて
せっかくだからぐるっと回ることに。

なななななんと、ホール&オーツ!
まじ?!
信じられなかったけど、まわりがそう騒いでいるので
やっぱり本物。
どうやら今夜のイベントのリハーサルをやっているらしい。
かぶりつきで見て、大興奮。
でも年取ったよねぇ。
悪乗りして、動画も撮っちゃった。

 

そろそろ日没も来そうだし
後ろ髪惹かれる思いで生ホール&オーツを残し、
少々ショッピングを楽しんで
ホテルに戻ることに。



無事にホテルに戻り
明日の過ごしかたの協議を行う。
いくつかの日系エージェントに
LA観光ツアーのことを聞いてみたところ
すでにいったところが入っているようだし
それじゃもったいないから
友はあまり乗り気じゃなかったけど
ユニバーサルスタジオに行くことに。
(やっぱり細かく移動するのは体力も神経も使うんで)

ホテルに戻ると時差の所為か
一気に眠気が襲ってくる。
ウトウトしていたら
友から買い物へ行こうよと言われ
ホテルから極近のモールへ出かける。
昨日、モール内にスーパーがあることを発見したので
ここでいろいろ買い込むことにする。
飲み物、お菓子、夕食、朝食など。
旅行先で楽しいのは、こんなスーパーマーケット探索。
友達はビールを買っていた。
瓶のバトを買おうとして
栓抜きが無いのに気がつき、缶にしたらしい。
後で「ホテルで借りればよかったなぁ」と。




部屋で慎ましく、夕食を取り
テレビを見てるとなんとホール&オーツ登場。
80年代のアイドルスター、みたいな特番だった。
やっぱ若いなぁ。今日見たのと違うもん。

友は先にシャワーを浴び
私はテレビをあっちコッチ見て
友が寝た後、私もシャワーを浴びて9時過ぎに就寝。


2006年11月19日(日)
ユニバーサルスタジオだっ。
7:00にアラームがなる。
本日も晴れ。
眠いが、昨日買い込んだ朝食を取り
身支度をし出かける。
明日の空港への移動についてコンシェルジェに尋ねる。
二時間前にホテルを出ろとのこと。
シャトルバスはホテルを何箇所も回るので
二人ならタクシーがいいよ、と言われてしまう。
え”?そっそうですか?

ホテル前からまずバスに乗り
教わったとおりにUSへ行くバスへ乗り換える。
乗り継ぎのバス停がやけに寂しい。
おまけにバスがまったく来ない。
う”〜
時刻表もバス停に無いし。
どれくらいでバスが来るのか知ってるかもしれないと
待っている黒人の女性に聞いてみた。
げっ?!男の人????
お化粧してスカートはいているんですけど。
Excuse me Mom,
と話しかけちゃったよう。よかったのかなぁ。

やっとこさバスが来る。
親切な運転手さんに
降りる場所と、この道をまっすぐいくんだよ、と教えてもらって
二人でとことこ歩く。
ぜったい降りた場所忘れないでよっ。
とお互い言い合い、とことこ歩く。
するとシャトルバス乗り場に到着し
人が溜まってる。
ん?ここで待っていれば?

シャトルバス登場で、5分ほど乗ると!



お〜!
ちなみに私は大阪のUSJは行ったことがない。
まず園内の見所へ連れて行ってくれるトラムに乗り込む私たち。

 

東京DLで言うところの、ジャングルクルーズみたいに
MCが面白おかしく喋りで盛り上げてくれる。
あとVTRが流れ
ウーピー・ゴールドバーグがいろいろとユニバーサルスタジオについて
解説してくれるようになっていた。
テレビドラマのセットが多いらしく
アメリカ人は盛り上がっていたけど
「ドラマXXで使われた家です」とか言われても分からないんで。
左上はサイコのモーテル、右は飛行機の墜落現場。
明日、ラスベガス行きの飛行機に乗るんですけど、私たち。
キングコング、ジョーズ、洪水、火事等々の疑似体験モノもあり。

トラムが終わりアトラクションを楽しむために園内を移動する。
私はジェットコースター系がだめなので
やさしいところからBack to the future.
ドクから指令を受けて、タイムトラベルする、というストーリー仕立て
になっていて、8人のグループに分けられる。
私たちは5人家族連れと一緒になり
(典型的なアメリカの家族)
子供と同じレベルで思わずはしゃぐ私。
乗ってる最中も大盛り上がり!
It's coooool!!!!!
面白かったねぇ、と言いながらこの家族とはお別れ。
その後3Dのターミネーターを見て(ディズニシーのアラジンみたいな感じで
本物の人間と3D合体)
ブルースブラザーズを見て



友は一人でかかんにジェラシックパーク(ジェットコースター)に挑戦し
私はお留守番で待ち合わせのクリスマスツリーの前でチェロスをこっそり食し



友、無事帰還後、
「お腹すいたよぉ」とうそぶき
ドジャースドッグなるものを食べる(所謂ホットドック)。



しかし単にソーセージはさんだだけで5ドルとは
高いよね。ったくテーマパーク値段は世界共通らしい。
お約束のお土産買いも無事に終え
日没時間から3:00過ぎに出たいところだけど
隣のモールのハードロックカフェは押さえなくては。
(私は世界のハードロックカフェに行くのが趣味です)



ついついハードロックカフェグッズの買い物に夢中になり
3:30を過ぎてる!
やばい!とばかりにシャトルバス乗り場に急ぐが
出発寸前で次のに乗れといわれる。
げっ〜。
やっと次のシャトルバスに乗り込み
バス停へ急ぐもすでに暗くなりかけている。
バス、バス、バス、来いっ。
が、来ない。待つこと30分以上。
だんだん暗くる.....待つしかないけど。
やっと来て、また乗り換え。
が、また来ない。待つことまた30分。
もう回りは真っ暗。
あ”〜!!!!!!

バスが見えたときは涙でそうで。
やっと無事にホテルにたどり着いた時には
完全に夜。
ほんとに帰ってこれてよかったぁ。

部屋に戻り
二人とも落ち着きを取りもどし
夕食と朝食買出しへ昨日と同じモールへ。



日本人、こんなときやっぱりおコメが食べたくなる。
ついでにお茶も飲みたかったけど
適当なお茶が売っておらず
ああ、テーパックもって来るべきだったと反省。

明日はラスベガスへ飛行機で移動なので
パッキングして
ロサンジェルスの最後の夜を終える。




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アメリカ進出の旅


2006年11月17日〜23日

その1 in ロサンジェルス

2006年11月3〜6日
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