2007年12月28日(金)
旅も終盤へ。

今日はバードイシュルからザルツブルグへ
鉄道で移動だが、駅も近いしゆっくりめに起きる。

6:30起床。朝食は7:00からだということなので
7:00にレストランに下りていく。
すると先客あり。
なんとハルシュタットで一緒だったアジア系の男の子だ。
だが、フロントもなんと閉まっていて(キオスクが閉まっているみたいに
シャッター?というか窓が閉まっていた)
レストランの準備は出来ているものの、だれもいない。

二人で並んでしばらくぼっとしていると
やっとレストランから人が出てきた。
コーヒーか紅茶は?と聞かれ、紅茶と答える。
朝食はバッフェスタイルなので、すでにお皿を持って
うろっとしていたので、あのテーブルですと答える。

  

と、たくさんのパンと料理を取って席に戻ると
頼んだ紅茶のポットが二つ。?????
ああ、私たちをカップルと思って、私のテーブルに二つおいてくれたらしい。
仕方ないので、その男のことのところへ、これあなたのだと思うので。
と持っていた。大学生だろうか?かなり若い感じだった。
まぁ袖触れ合うも多少の縁。

少し早いが、チェックアウトしもう一度ウニョンたちが再開した橋を
見に行くことにした。

  

昨夜通った目抜き通り?を抜け、橋へ。
ここは昼も夜も交通量が多く、なかなか写真が撮れなかった。
そしてなぜかスーツケースを持ったこのアジア人の私に
道を尋ねる現地のオバ様二人。どうして私に道聞くのよぉ。
明らかによそ者じゃないの。

郵便局らしいりっぱな建物の前を通り駅へ。



発車まで30分ぐらいあるので、駅の待合室で掃除のおばちゃんが
手際よく掃除をするのをじーっと見ていた。ので怪しかったかもしれない。
10分前にホームに出る。そんなに寒くない。
行きと違い、今回は本当に途中でザルツブルグ行きに乗り換えないといけない。
バードイシュルからは普通列車に乗り、Attnang Puchheimヘ行く。
一度通った駅だから見覚えがある。
停車は2分ぐらいなので、必死で降りて
駅員さんにザルツブルグ行きのホームを聞く。
向こう側だから、階段で行ってくださいと言われて
これまた必死で移動。10分ほどの乗り継ぎなので
これは余裕で間に合った。

  

これが最後の鉄道での移動である。
10枚近くの鉄道チケットもこれで終わり。
チケットは回収されないので、記念に残るのはいい制度だなと思う。
同じく1等席だが、ここでも車両はガラガラ。
途中、かなり雪が多い場所を通り、無事にザルツブルグへ到着。


■春のワルツ ウニョンたちが降りた駅
二人が降りたのはザルツブルグ駅だ。
全ての列車の旅を終えた達成感というか
開放感でうれしくなり、写真を取りまくる。
ちょっとインフォメーションセンターに行ってみると
なんだか日本人が多かった。

 

まだお昼前なので、チェックインできないだろうな、と思いつつ
バスでホテルに向かう。
これが最後の難関である。
一応、ホテルのホームページで場所を確認し
最寄のバス停からの道をグーグルとかでも見て調べるのは調べていたのだが。
不安だ。
該当のバスに乗り込む。
運転手さんに「ここ行きますか?」と聞くとYes.
OK!と乗り込み、バス停も間違うことなく無事に下車。
そこから本当に地図を片手に、目印の建物を確認しつつ移動するが、
だんだん路地っぽくなって...あれ?あれれ?
途中まであっていたんだけどねぇ。
やっぱりわかんなくなったよぉ。
仕方なく、道行く人にドイツ語のHPのプリントアウトを見せて
これどこですか?と聞いてみると。
なんと、随分前に通り過ぎていた。
あら。あらら。
さて無事到着。

 

今回唯一、昔の建物を使ったホテル、しかもザルツブルグは
本当に部屋が取れず、やっと取れたのが馬鹿高いジュニアスィート、
今度の旅で最もグレードが高い部屋なのである。
期待、大、である。
が、やはりまだチェックインが出来ないとのことで
荷物はその扉の中においてくださいね〜と
ラゲージルームと書かれた扉を指された。
丁度、日本人が数組チェックアウトをしていたところで
「ほんとうに愛想の良いホテルだったね〜」と感想をもらしていた。

私も妙に愛想の良いフロントで観光用の地図を貰い
ほら!どこも観光地歩いて数分でしょ!と言われて
即、出かけることに。
そう、このホテルは旧市街地の中にあるので
すべての観光地に歩いていけるのだ。


■春のワルツ チェハとイナが再開した場所

モーツアルトの銅像の前を通り、城郭へ行くべく
ケーブルカー乗り場へ向かった。
自力でも登れるらしいんだけど。

  

ケーブルカーは結構な急斜面をかなりのスピードで上がっていく。
あっという間に到着だが、やはり観光客で賑わっている。

 

天気が良いので、景色もすばらしい。
さてさて。どこだどここだ?ロケ地はどこだ?
おおっ!これは!

 

イナとチェハが出てきそうだ!
あまりに興奮して、私はまた手袋を落とした。
赤い手袋の右と、黒い手袋(これはプラハで買った安物なので左右なし)
の片方と。一応、寒さはしのげるか。
赤と黒で。
実はこの隣の部屋がすごくて、メチャクチャきらびやかな部屋だったので
このホールはその部屋へ行くと通り抜けに使われている感じ。



この城郭、プラハやウィーンと違いすこし「さびさび」的な感じがした。
全体的にそう派手さは無い。

 

ここでも、日本人のかたにすれ違い「こんにちは」と
通りすがりに挨拶を受ける。

さて、根性無く下山もケーブルカーで、
下車後はてくてく歩いていると、すごいところに出た。
そう、サウンドオブミュージックのロケ地になった
サンクト・ペーター墓地。
えっ?実際はこんなに狭いの?だった。
映画で追われた家族が逃げ込んだ墓地なのだが
映画じゃもっと広かったように思えたけど。



ここからはザルツブルグ名所めぐりである。
大聖堂、モーツアルトの生家。

  

モーツアルトの生家も混んでいた。
ウニョンもこの辺うろついていたか。
特に意味は無いがホテルが近いので、
一度ホテルに戻り、チェックインをすることに。
ところが。ハプニングあり。
期待に胸を膨らませ、部屋のドアを開けると。
えっ?これがジュニアスイート???
嘘でしょ?!

 

絶対違う!と思いつつも降りていくとフロントにはだれもいない。
しかもエレベータの隣で、かなりうるさい。
くそっ。と空腹も手伝い腹がたつ。
仕方なく食料を調達に出かける。



ノルトゼーという魚料理セルフサービス店でテイクアウトで
サンドイッチを買う。
10ユーロぐらいで、いろいろと食べることが出来るようだが
ここは見送る。それでもサンドイッチは4ユーロ近くした。
ウィーンではカフェに入らなかったDEMELでケーキを一つ買う。
気持ち贅沢。
しかし、コンビニがないとほんとに不便だ。
たぶんどこかにスーパーマーケットはあると思うんだが。
ホテル近くに小さな店を見つけ
水とオレンジジュースを購入。
ホテルにもどり、うるさい部屋で夕食。

 

テレビを見てると、チェコのチャンネルがあり
私が買ったマリオネットの子供番組をやっていた。
明日のプランを立て、就寝。
だが、うるさくて眠るとエレベーターの音で目が覚め
ほとんど寝れず。



2007年12月29日(土)
不眠のまま迎える2日目。

最悪だ。
本当に眠れなかった。
朝一番でフロントに文句を言う。
ジュニアスィートなのに
なぜあの部屋なんだ?と。
フロント曰く、一人だとあれをジュニアスィートと呼ぶとのたまう。
あほな。この一つしたの料金だってあったぞ。
じゃあ一人客は損なのか???
(実際、このホテルのランクは3ランクあったようだ)
でも結局、予約で一杯で部屋を動かせないという。
悪びた様子も無く。本当にっ。

腹が立つので朝ごはんで解消しようとおもったら。
これもたいしたことなかった。

  

フラン人の団体と朝食が一緒になる。
腹を立てていてもしょうがないので
出かけることに。

フロントでザルツブルグカードなるものを購入。
21ユーロで、24時間乗り物、博物館等々がすべてフリーパスで入れる
カードである。元を取らないと。



結構りっぱなカードだ。
さて、また旧市街地を抜け、新市街地へ向かう。
天気が良いので、歩いていくことにした。
川を超えて、ミラベル宮殿へ。
団体ツアーの流れについて行けば、きっといけるだろうと
思いつつ向かう。
ここもサウンドオブミュージックの撮影がされた場所である。
特に案内も出ておらず、宮殿の中に入ると。
なんか雰囲気が?
そう、本物の結婚式をやっていたのだ。

  

じゃまするのも何だし、正装した集団になんとも場違いなので
こそこそ出て行くことに。

宮殿の前の観光バス案内所で
明日の「サウンドオブミュージック」のバスツアーを申し込む。
私のガイドブックを見せると5ユーロディスカウントと書いてあったので
聞いてみると、なるほど35ユーロのところ30ユーロ。
明日の9:30出発で、9:00過ぎにホテルに迎えに来てくれるとのこと。

そこからすぐのモーツアルトの家、へ移動。
こちらは当時の原型を残していないようで
生家ほどの人気はないようだ。


私の後ろには日本人家族が
並んでいた。

そこからまた旧市街地にもどるべく
てくてく戻っていく途中、スーパーマーケット発見。
明日は日曜日でどこも閉まってしまうので
いろいろ買出し。あまりに買い込んだので
一旦ホテルへ戻り荷物を置く。

身軽になったところで
朝、一番に行こうとしたレジデンス(大司教の宮殿)へ。
今朝、あまりに早すぎてまだ開いていなかったのだ。
これはすごい。
すごいわりにはほとんど人がいなかった。

 

バロックだなぁ。とっても。
宮殿を出ると、ピアノの音が聞こえてくる。
何かと思ったら、大道ピアノマン?



明日は日曜日で店が休みになるから
なにか買うのなら今日。
ウィーンでもほとんど店が閉まっていたので
意を決してフライヴィレ(オーストリアの有名なアクセサリショップ)の店に入る。
電卓まで貸してもらいあーだこーだと
いろいろ見せてもらったあと、えいや、で
バングルを購入。タックスリファンドの書類を作ってもらった。
ああ、うらめしやユーロ高。
かなり肩がおちながら、もう脱力状態。
そして母のお土産に、アウガルテンで最も安いと思われる
ミルクピッチャーを買い求める。
綺麗にリボンをかけてくれた。



高額商品を手にうろつきたくは無かったが
これまたサウンドオブミュージックに出てきた
馬洗いの池へ行く。



それからザルツブルグカードの元をとるため
大聖堂の中にあるバロック美術館へ。
写真は禁止なので撮れなかったが
パイプオルガンの部屋に入ることが出来
ここから大聖堂全体を見下ろすことも出来た。
これはそれなりに感動した。

持ち歩いている高額商品が気になるものの
お腹がすいたので出店でプレッツを買う。


とにかく買い物は今日しかない!ので
なんだかんだとこまごまと買い込む。
多分絶対見ないとは思うが
今回鉄道で移動してきたので、その足跡をたどれるように
オーストリアの地図、それとホテルの近くにあった
ギャラリーで売っていたザルツブルグの風景画のカレンダー。

一度全ての荷物をホテルに置き
もう一度スーパーへ買出し。
夕食にいろいろ買い込む。
スーパーで暖かいお惣菜(チキン)を買ってみた。
おいしかったぁ〜



さて明日はいよいよこの長かった旅も実質最終日。



2007年12月30日(日)
サウンドオブミュージックの旅!

さて実質の最終日。
本日はサウンドオブミュージックのツアーバスに乗る。
7:00起床。
いつものようにかなり早くから目が覚めていたが
(というよりやっぱりうるさくて眠れなかった)

水が流れる音がするので
窓を開けると。なんと雨!

身支度して朝食へ。



今日は、レストランのおじさんがろうそくに火をともしてくれた。
9:00にフロントに下りていく。
10分ほど待っていると、迎えの人が来てくれた。

  

小さなバンにぎゅうぎゅう。
いろんなホテルを回ってピックアップしてきたらしい。
サウンドオブミュージックの牛?の前に多くの人が
集まっていた。
すでに大型バスが来ていたが、それには収まりきらず
二代目が搭乗し、私は二代目に乗り込む。
英語ツアーなので、ガイドさんは在ザルツブルグのアメリカ人の
おじさんだった。
私の隣はインターナショナルスクールで小学校の先生をしているという
若い女性。
ミラベル宮殿、修道院はガイドさんの解説だけで素通り
最初の訪問場所はレオポルツクロン城。


写真では分かりにくいがこの建物は湖に面していて
湖は完全に凍っていた。
ガイドさんが言うには、先週氷が割れて落っこちた人がいるとかで
あっちの方は行かないでくださいね、と言っていた。
これもガイドさんの受け売りだが
室内はほとんどハリウッドのスタジオセットなんだそうだ。
まぁあたりまえか。だからこのお城にも入らなかった。
このお城は研究機関だかなんだからしい。

そしてお次はヘルブルン宮殿!
ここに行きたかったのよ!
♪I am sixteen, going on 17♪
だってば!



でも、なんか違う。オリジナルの場所から動かされているそうだ。
それにここも一部セットでの撮影もあったらしい。
最近、観光客の女性が中のベンチを壊したとかで
今は入れなくなっていた。

このあたりから吹雪いてきてしまう。
途中、美しい(はずの)湖に立ち寄るが
まったく何も見えず。

  

ガイドのおじさんは
シャッター押しますよ〜とサービスに努めていた。
それからマリア達が結婚式を挙げた教会へ。
ここで一時間ほど休憩。ただ日曜日でほとんど店は開いていなかった。
が、観光バスと提携しているのかガイドさんが
「ここのケーキはおいしいです。ここのお土産やサンはなんでもありますよ」
と宣伝した挙句、あそこにATMありますからお金を下ろせます、とまで
教えてくれた。
雪が雨に変り、一人の私は教会をひたすらウロウロ。

 

教会内部もすばらしかったが、こちらも中は映画には使用されていない。
教会の売店?でピンを買う。

実はロケ地ツアーは初めてだったが
面白かったし、いろいろ説明を聞けるのはやっぱり
記憶に残るなぁと思った次第。ビバリーヒルズでも豪邸巡りツアーに
行こうかなと思って、結局見送ったのは残念だったな。

無事に多国籍の観光客でのロケ地ツアーも無事終了
エーデルワイスの絵の付いたピンをお土産に
帰路は高速を飛ばして、バスの中で流れる♪ドレミやその他の
ジュリーアンドリュースの歌。
なかなか楽しめたバスツアーであった。

さて乗り込んだところでバスをおり
私は最後のザルツブルグを満喫することに。
ただし30日、やっぱり店はほとんど閉まっている。
が、ここは開いているぞ!
そう、ホテルザッハのカフェ。ウィーンでは見送ったザッハトルテ。
時間は2:00前。少し並んでいたが、これならすぐに入れるだろう。
一人というと...なぜかバーカウンターで良いだろうか?といわれる。
アジア人で一人だと、待遇なんてそんなもんだ。
込んでいるカフェを突き当りまで行くと、バーカウンターがあり
そこの隅に案内された。
ザッハトルテとダージリンを注文する。

  

待遇はともかく、ザッハトルテの美味しかったこと!
もっと甘いと覚悟していたのに、上品な味だった。
隣のショップでは、ザッハトルテを売っており、一番小さなものを買う。

寒く小雪のちらつく中、街の中心まで歩く。
開いている店が限られているが、人通りは多い。
少しだけ買い物をして、ホテルに戻る。
この時点で手元に残っているユーロは極僅か。
ホテルのフロントで、空港への行き方を聞いた。
ホテルから10分ぐらいのところにあるバス停から
駅に行くバスが出ていて、そこから空港行きのバスに乗り換えるらしい。
部屋にお土産を置き、バス停へ下見。
ちょっと寂しい感じのバス停。時刻表を見ると
明日が休日時刻だとすると一時間に1本しかない。

もう一度街中に戻り、昨日と同じ店でフィシュバーガーを買い
ホテルで食べる。
気分転換に洗濯する。CNNでなぜか東京の私鉄の様子を
ドキュメントしていた。


明日はいよいよ帰国。
スーツケースを整理して、このホテルに来てほとんど眠れないので
体は疲れており、持参した目覚まし、モーニングコールを5:30にセットし
20:00ごろ就寝。



2007年12月31日(月)
さよならヨーロッパ。

エレベーターの音と、寝坊できない緊張とで
ほとんど寝れず。

 

6:30にレストランへ向かう。
朝食は6:30からだが、暖かい料理はまだ準備できておらず。
でも飛行機に乗るからあまり食べないほうがいいしな、ということで
部屋に戻り、パッキング。
昨日の夜洗濯してものは、すべて乾いていた。
おそるべし乾燥度。

7:00過ぎにチェックアウト。
ミニバーは?と聞かれた。ミニバーなんてねーよっ!私の部屋には。
まだ夜分け前、真っ暗の中、ゴロゴロとバス停へ移動。
数ユーロしか残ってない心細さの中
バスへ乗り込む。駅に到着後、空港行きへ乗り換え。
街を抜け、だんだん寂しい風景に変わって行く。
空港のバス停とは思えない風景のところで降りる。

  

矢印に沿ってゴロゴロいくと、お!空港。
帰国便は乗り遅れるわけにか無いので
早く着きがちだが、3時間近く前に着いてしまった。
ここで出国するわけではないし、空港が小さいので
時間のつぶしようが無い。

  

でもチェックインはしてくれうようで、チェックインを済ます。
行きと同じように、ザルツブルグ→ウィーン、ウィーン→成田の
航空券を発券してくれた。通路側を連呼したので
国際便も通路側。よかったぁ。
1時間ぐらいはうろうろしていたが、中に入ることにした。
中にも多少、お店があり、わたしはひたすらぼーっと座っていた。
なにせ現金が無い。
どんどんひどくなる吹雪をぼーっと見ていた。

  

座っていても飽きるので、再びお店をぐるり。
と、Taxリファンドの窓口があるのに気が着いた。
ウィーンの空港で手続きを出来る時間があるか不安だったのだ、実は。
航空券とパスポート、Taxリファンドの書類を見せて
判子を貰う。と隣でお金をくれるという。
日本円?と聞かれて迷うが、ユーロで貰った。

さてやっと搭乗案内。
雪がひどいからだろう。バスでちょっと移動し、乗り込む。
1時間弱のフライト。スナックが出たんだけど
「シートベルト着用ランプが消えてから、電子ディバイスをお使いください」と
アナウンスがあって、馬鹿正直に信じてデジカメを使えず
写真が撮れなかった私。
さて、ウィーンに到着。
ほとんど時間が無い。魅力的な免税店が並ぶ中を通り抜け
成田行きの乗換えへ向かう。

  

帰りは映画を見ようと頑張る。オーストリア航空は映画は
見たいときに見れない。3時間に1度リピートしているのだ。
私はネズミのシェフのアニメを見る。
まーまー面白かった。

  

通路側の席はよかったんだが、席が後ろで
機内食が選べなかった。チキン&ご飯の組み合わせがなくなっていたので
私はサーモン。

乗り込んですぐ年が変ってしまったらしく(日本時間で)
アナウンスがあり、それに乗客が拍手。
機中で迎えた2008年度である。
オーストリア時間でお正月になったときは
シャンペンサービスがあった。

最後の食事サービスが終わったあと
成田まであと30分というところで
私は気分がわるくなってしまった。
え”〜????
酔いドメをザルツブルグで飛行機に乗り込むときに飲んだきりだから
どうやら薬が切れたらしい。
予備の錠剤を飲んだが、あとの祭り。
飛行機を降り、入国しなんとか荷物を取ったところでダウン。
1時間ほど動けず。
なんとか動けそうになり、水だけ買い飲むもまだだめだ。
案内所で病院があいているかと聞くと
もうひとつのターミナルのほう開いているとのこと。
死にそうになりつう、シャトルバスで移動すが
まだだめ。
結局、全て胃の中のものを戻し、少し休んでいると
帰れそうな気がしてきたので、一時間後の成田エクスプレスを予約し
また休憩。病院には行かずにすんだ。
実家に連絡する気力も無く、しかも携帯のバッテリーキレで
コンビニで電源を買いやっと無事帰国の連絡をする。
その後、成田エクスプレスに乗り込み
胃の中がすっきりした所為か、ぐっすり眠って帰路へ。

ザルツブルグでよく眠れなかったのと
酔いドメに対して油断がよくなかったか。
最後にケチがついてしまったかも。

そうはいいつつ無事に旅程を終えることが出来たことに感謝。
こんな旅はそうそうに出来ないと思う。
冬は冬ですばらしい風景に出会えたことに感謝。

東京という街は、幸か不幸か全く変らない。
帰ってきた瞬間、私も旅立つ前の私に戻ってしまった気がするが
初めてのヨーロッパ、私には夢のような10日間であった。
また良い旅が出来ますように。




韓ドラロケ地ウォーカー
ヨーロッパ進出の旅


2007年12月22日〜31日

その3
ザルツブルグ編

2007年12月28〜31日
韓ドラロケ地へカジャ!HOME
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