さて実質の最終日。
本日はサウンドオブミュージックのツアーバスに乗る。
7:00起床。
いつものようにかなり早くから目が覚めていたが
(というよりやっぱりうるさくて眠れなかった)
水が流れる音がするので
窓を開けると。なんと雨!
身支度して朝食へ。
今日は、レストランのおじさんがろうそくに火をともしてくれた。
9:00にフロントに下りていく。
10分ほど待っていると、迎えの人が来てくれた。
小さなバンにぎゅうぎゅう。
いろんなホテルを回ってピックアップしてきたらしい。
サウンドオブミュージックの牛?の前に多くの人が
集まっていた。
すでに大型バスが来ていたが、それには収まりきらず
二代目が搭乗し、私は二代目に乗り込む。
英語ツアーなので、ガイドさんは在ザルツブルグのアメリカ人の
おじさんだった。
私の隣はインターナショナルスクールで小学校の先生をしているという
若い女性。
ミラベル宮殿、修道院はガイドさんの解説だけで素通り
最初の訪問場所はレオポルツクロン城。
写真では分かりにくいがこの建物は湖に面していて
湖は完全に凍っていた。
ガイドさんが言うには、先週氷が割れて落っこちた人がいるとかで
あっちの方は行かないでくださいね、と言っていた。
これもガイドさんの受け売りだが
室内はほとんどハリウッドのスタジオセットなんだそうだ。
まぁあたりまえか。だからこのお城にも入らなかった。
このお城は研究機関だかなんだからしい。
そしてお次はヘルブルン宮殿!
ここに行きたかったのよ!
♪I am sixteen, going on 17♪
だってば!
でも、なんか違う。オリジナルの場所から動かされているそうだ。
それにここも一部セットでの撮影もあったらしい。
最近、観光客の女性が中のベンチを壊したとかで
今は入れなくなっていた。
このあたりから吹雪いてきてしまう。
途中、美しい(はずの)湖に立ち寄るが
まったく何も見えず。
ガイドのおじさんは
シャッター押しますよ〜とサービスに努めていた。
それからマリア達が結婚式を挙げた教会へ。
ここで一時間ほど休憩。ただ日曜日でほとんど店は開いていなかった。
が、観光バスと提携しているのかガイドさんが
「ここのケーキはおいしいです。ここのお土産やサンはなんでもありますよ」
と宣伝した挙句、あそこにATMありますからお金を下ろせます、とまで
教えてくれた。
雪が雨に変り、一人の私は教会をひたすらウロウロ。
教会内部もすばらしかったが、こちらも中は映画には使用されていない。
教会の売店?でピンを買う。
実はロケ地ツアーは初めてだったが
面白かったし、いろいろ説明を聞けるのはやっぱり
記憶に残るなぁと思った次第。ビバリーヒルズでも豪邸巡りツアーに
行こうかなと思って、結局見送ったのは残念だったな。
無事に多国籍の観光客でのロケ地ツアーも無事終了
エーデルワイスの絵の付いたピンをお土産に
帰路は高速を飛ばして、バスの中で流れる♪ドレミやその他の
ジュリーアンドリュースの歌。
なかなか楽しめたバスツアーであった。
さて乗り込んだところでバスをおり
私は最後のザルツブルグを満喫することに。
ただし30日、やっぱり店はほとんど閉まっている。
が、ここは開いているぞ!
そう、ホテルザッハのカフェ。ウィーンでは見送ったザッハトルテ。
時間は2:00前。少し並んでいたが、これならすぐに入れるだろう。
一人というと...なぜかバーカウンターで良いだろうか?といわれる。
アジア人で一人だと、待遇なんてそんなもんだ。
込んでいるカフェを突き当りまで行くと、バーカウンターがあり
そこの隅に案内された。
ザッハトルテとダージリンを注文する。
待遇はともかく、ザッハトルテの美味しかったこと!
もっと甘いと覚悟していたのに、上品な味だった。
隣のショップでは、ザッハトルテを売っており、一番小さなものを買う。
寒く小雪のちらつく中、街の中心まで歩く。
開いている店が限られているが、人通りは多い。
少しだけ買い物をして、ホテルに戻る。
この時点で手元に残っているユーロは極僅か。
ホテルのフロントで、空港への行き方を聞いた。
ホテルから10分ぐらいのところにあるバス停から
駅に行くバスが出ていて、そこから空港行きのバスに乗り換えるらしい。
部屋にお土産を置き、バス停へ下見。
ちょっと寂しい感じのバス停。時刻表を見ると
明日が休日時刻だとすると一時間に1本しかない。
もう一度街中に戻り、昨日と同じ店でフィシュバーガーを買い
ホテルで食べる。
気分転換に洗濯する。CNNでなぜか東京の私鉄の様子を
ドキュメントしていた。
明日はいよいよ帰国。
スーツケースを整理して、このホテルに来てほとんど眠れないので
体は疲れており、持参した目覚まし、モーニングコールを5:30にセットし
20:00ごろ就寝。
|