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ヨーロッパ進出の旅


2007年12月22日〜31日

その1
プラハ編

2007年12月22〜24日
2007年12月22日(土)
初めてのヨーロッパ。旅の始まり。

準備も十分に出来ず、とりあえず航空券、鉄道のチケットとホテルの予約券を
片手に旅立った今回の一人旅。
つまり、行き当たりばったり!いいのかこんなんで!と
思いつつ出発日は来てしまった。
しかも学生時代を除くと、かなり長い行程で
二カ国を鉄道で移動するという初の試みもあるし
ヨーロッパ自体が始めての私である。

・治安は良いがスリは多い
・ユーロが高い
・英語が通じない
・寒い

というのが事前知識の全て。

しかし行くぞ〜の一人旅の始まりである。

ほぼ通勤と同じぐらいに自宅を出発し
成田エクスプレスで成田空港へ移動。
成田もクリスマスである。

   

成田は激込みだった。チェックインも出国も並びに並ぶ。
私はディスカウントチケットで、空港受け取りのため
事前の席の指定をしていない。カウンターで通路側を指定するも
通路側が取れない。とほほ。二列席、というのがあるらしく
気休めにそれにしてもらう。出国後少し時間があったので
近くにあったマッサージシートを試す。
最近はこんなものが空港にあるんだな。

  ちなみに10分200円なり。

今回の航空会社はお初のオーストリア航空。
どんな感じなんだろうな、と乗り込むとこれがカラフルでとても可愛かった。

  

私の席は最後部の窓側。
隣はでっかいメタボおやじ。お腹が前のシートにくっつきそうである。
いびきというほどではないが、寝息が時々止まって
ぐっぐっと苦しそうにするので、人事ながら
やや心配になる。
二列席で窓側にも後ろ側にも隙間があり
通り抜けることが可能で(体が小さいと便利だ)
メタボおやじに気を使うことなく
するりと座席と壁の隙間を縫ってトイレに行く。
ほとんど食べてるか寝てるかだったので
11時間はそう長く感じなかったが 
とにかく寒かった。毛布を追加で貰い、すっぱり被る私である。

  

酔い止めをしっかり飲んだので
機内食はきっちり頂く。
窓際の特権、空を撮影。窓際は窓際のよさがあるんだな。
普段は決して窓際には座らないので。

 

無事にウィーンに到着するが
プラハ行きへ乗り継ぐために
急いで移動。1時間もない乗り継ぎ時間なので
心配して聞いたら「ウィーンの空港は小さいですから」
と日本人のスッチーに言われた。入国もしないそうだ。
下りるところに日本人の地上職員が居て
「プラハ行きはどこですか?」と聞くと
すぐそこを入ってセキュリティチェックを受けるようにとのこと。
一瞬のウィーンを過ぎて、プラハ行きの飛行機へ乗り込む。

  


一応、搭乗の待合室で酔い止めの薬を飲む。
しかしここのどこから搭乗するんだろう???
と、思っていたら茶色の壁にドアがあり、そこへ階段があり
階段の下にはバスが待っていた。
周りは真っ暗。うっ、プロペラ機かいな?!
でもちゃんとスッチーは乗っていたし、英語のアナウンスはあったし
機内食?も出た。日本人のカップルが乗っていた。



酔い止め飲んだも〜ん、でこちらもちゃんと完食。
一時間弱のフライトで、無事プラハに到着。
小さなローカル空港で、クリスマスツリーがポツリ。



入国審査を過ぎ、まずはチェコのお金を1万円分両替する。
いかほどの価値かさっぱり分からぬ。
荷物をピックアップし(荷物はここで初めてピックするので
ちゃんと着いたか心配だったけど、無事荷物も到着!)
インフォメーションセンターへ、ホテルまでのミニバス乗り場を聞きに行く。
インフォメーションセンターにはアメリカ人と思しき
集団があーだこーだと言っている。
耳を傾けると、荷物が着いていないので
どうしたらよいか?と相談している様子。
もう一組も加わり、どうしようと困っていた。
ので、「荷物見つからないんですか?」
と話しかけてみると、「そうなんだよ!」

私は案内所で教えられたとおりダウンタウン行きのミニバスに乗り場へ。
ノボテルホテルなんだけど...とミニバス運転手らしき人に聞くと
あっちあっちと親切に連れて行ってくれた。
どうやら方面別にミニバスが別れているらしい。
無事にミニバスに乗り込みホテルへ。
すっかりプラハの街は夜である。
ホテルが一番遠かったのか、バスの中に最後一人取り残されて
やや心配になるが、見覚えのあるノボテルのマークが見えて安心。
料金を払い運転手さんにありがとうを言う。

さてプラハのホテルはソウルでよく利用している系列の
ノボテルホテル。
若干街中から離れているが、地下鉄駅近くなことと
後日、鉄道でオーストリアに移動するため
鉄道の駅にも行きやすいということで選択した。
いたってふつーのホテルなので

  


古城風とかそーゆー情緒もない。が、広い部屋で
ポットもついていたので、持参したティーパックで緑茶を入れ
暖まっていたら、急に眠くなり疲れもどっと出て、シャワーを浴び
日記も書かずに就寝。バタン。
現地時間夜の7:00ぐらい。



2007年12月23日(日)
あこがれのプラハ!

疲れていたとはいえ、目が覚めたのは6:00。
11時間ほど眠っていたことになる。
外は夜が明けてきたところだが
曇りのようだ。
何気に元気になってる。そりゃこれだけ寝ればね、元気にもなるって。
が、恐ろしいことに、残してきた仕事の夢など見てしまった。
いかんいかん!
ヨーロッパのホテルはほとんどの場合
朝食つきで、旅行中ほとんど食事をしない私は
うれしい。朝食でがっつりエネルギー補給じゃ〜

 

とにかく私好みの朝食。
とくにパンが美味しくて、何度も何度も取りに行く。
食べすぎだろ〜というくらい食べる、食べる、食べる。

外も明るくなった9:00過ぎに出発。
着いたときは真っ暗だったので取りそこなったホテルの概観と
ホテルのロビーも撮影。

 

ちょっとしたウィンドーのディスプレイにも感動するプラハの街である。




■プラハの恋人 ジェヒ達がサンヒョンの元カノを探した場所(国立博物館)
ホテルのロビーで地下鉄1日券を購入し、最初の目的へ
地下鉄で移動。
ほぉ〜ここだぁ。若い韓国人男子二人組みに遭遇。
嫌に軽装でおしゃれだが、寒かないのか、君ら?

チケット売り場で写真を撮ってよいかと聞くと、
写真撮影のためにはお金を払わねばならないとのこと。
仕方ない、ここでケチるわけにもいかない。と、払う。
撮影OKのシールをくれたので
それをコートに貼り付け中に入る。

  

一瞬しか映っていないシーンなのだが
なるほどこれは美しい。展示物より建物の重厚さに圧倒された。
ちなみに国立博物館の前の広場は「ヴァーツラフ広場」と言い、有名らしい。



地下鉄で移動。

 

駅も車両もかわいいプラハの地下鉄。

■プラハの恋人 よく出てきた橋 カレル橋
印象的なシーンが多かったこの橋。
渡ったときには感動で、うるっときてしまったぐらい。
寒くて寒くて仕方が無かったのだが
この寒さの中、観光客がわんさか。

  

橋には露店がたくさん出ており、私はカレル橋の写真を買う。
残念ながら二人が別れた場所は特定できず。
画面に映っていた欄干がこの橋には無かった。
写真を選んでいたとき、ジェヒのアパートに似た感じの写真があったので
どこか聞いてみると、やはりあたりをつけていた周辺だというので
プラハ城を目指してここから登っていくことに。

■プラハの恋人 ジェヒが住んでいたアパート
なんとか見つけたいと思っていた場所。
事前に見ていたプラハの地図から
階段がある丘、というのがプラハ城の近くにあるようなので
ここじゃないかな、と思って入って見ると。
あったよぉ!!!!
うれしいよぉ!!!!!

 

そのまま残されていたことに感謝。感激のあまりに
写真が曲がっているが........

この道をおりていったところは
とてもカラフルな建物が並んでいて、思わずシャッターを押す。



ここから地図を頼りにテクテクと歩いて下りていく。
と、あとで行こうと思っていたカフカの博物館へ
思いがけず着いてしまう。

 
中には入らず、ショップでプラハのピンやカフカのポスターなど
諸々を購入。
またテクテク歩いてカレル橋を通って写真を撮っていると
イングリッシュスピーカーのカップルにシャッターを頼まれる。
帰り際に「メリークリスマス!」と挨拶を交わす。

残念ながらキャプションのいくつかを持参するのを忘れてしまったので
Tシャツを売っていたお土産やも、スニーカーを買った店も
撮影できず。がっくり。


■プラハの恋人 願いの壁 旧市街地 ヤン・フス像
そう、世間はクリスマスなのである。
旧市街地はクリスマスマーケットが開かれており
撮影されていた感じと全く違っていた。

  

願いの壁、ことヤン・フス像は立ち入り禁止、であった。
あれは撮影のために特別に許可されたんだろうか。
ただ馬車はいたのでパチリ。
私は手袋を片方落としてしまった。


■プラハの恋人 ジェヒとサンヒョンが出会う場所
クリスマスゆえ、風景がいつもとはちと違うんだとは思う。
ジェヒがお茶をしてたカフェも。

 


手がかじかんで我慢できず怪しげな店で、怪しげな?手袋を買う。
実は寒さを舐めていて、ストールもホテルにおいてきてしまったのだ。
寒くて寒くて4:00前だが
引き上げることに。
地下鉄の駅で水だけ買う。
部屋に戻り、暖かさにほっとするとついうとうとしてしまう。
目が覚めて、食事をしようと思い立ち、ホテルのレストランへ。
コンソメスープとリゾットを頼む。
飲み物はいらないというと、水も出てこなかった。
水は有料らしい。

 

リゾットの中には鴨の肉が入っていたようだが
全体的に塩辛く、飲み物も無いので
完食できずに出てしまう。
レストランの前にただPCがぽつんとあるのを発見。
試してみるが日本語表示は出来ない。
もちろん日本語入力も出来ないが
英語でなんとか書き込み部屋へ戻る。
テレビを見てもチェコ語は分からぬし
シャワーを浴びて、明日の行程を考えて20:00ごろ就寝。


2007年12月24日(月)
クリスマスイブのプラハ。

6:00起床。
はやり曇りのようだ。
今日はクリスマスイブ。チェコはアニメーションで有名だが
朝からテレビではいくつかのチャンネルで
アニメーションをやっていた。
この時期、なぜかブタのお菓子や、ぬいぐるみが多く売られているのだが
アニメにもブタ登場。



7:00前に朝食を取るためにレストランへ。
一番のりのようであった。



本日は完全防備して外出。8:30に出発。
明日、ウィーンに列車で移動するため
ここから数駅先の列車の駅へ練習をかねていってみることに。
路線図によると、地下鉄の駅と鉄道の駅は離れているよう。
昨日と同じように、地下鉄の一日券をホテルのロビーで購入し
鉄道駅へ向かう。
目的の地下鉄駅につき、標識通りに歩いて行くと鉄道の駅に到着。
ヨーロッパの駅は、日本の駅と違い改札が無い。
階段を登るとそこはもう唐突にプラットホームなのだ。



行き先のボードを眺めていると
後ろから日本語が聞こえてきた。
どこにいても日本人に会う。

さて下見も終わり、プラハの観光のメインであるプラハ城へ。
最寄の地下鉄駅まで移動し、ひたすら登っていく。

 

曇りなのが残念だが、町が一望できる。
さていよいよ入城。

 

お城といっても城下町のような街並みも含まれている。
いろいろな言語で書かれている入場料の説明を読む。
高いなぁ。あまり現金を持っていないので、心配になる。
どこでチケットを買えば良いのかわからなかったので
お店の人に聞いてみると、「今日はタダなんです!」
あら〜なんとラッキーな!
もし有料なら有り金はたかねばならなかったところ。
心から喜ぶ私。

プラハ城の中でも有名な黄金の小路というところは
建物すべてかわいいショップになっており
その中のお店で欲しかったマリオネットを発見。
早々に購入。

 さて無事に日本まで持ち帰れるか?

目の前の景色は本当にディズニーランドのようで
(あっちが作り物なんだけど)
口があんぐりしてしまう。

 

大聖堂(右)は何か絵を見ているようだった。
かなり長い列が出来ていたが、並んで大聖堂の中へ入る。
フランス人の家族連れに「チケットはどこで買うの?」と聞かれたので
「今日はタダらしい」と教えた。
とにかく観光客でごった返しているが、中もすばらし!

 

写真が上手く取れていなくて残念だが
とても荘厳で、美しいステンドグラスが神秘的であった。


■プラハの恋人 ジェヒがインタビューを受けていたレストラン

プラハ城から地図上は歩いていけそうな距離だったが
ちょっと裏さびそうだったので、トラムで移動することに。
地図でみると三つ目で下りれば良い。
あれ?トラム降りるときどうしたら????
と、悩んでいるうちに降りたい停留所を過ぎてしまった。
あ”〜。
じゃあ、戻ればいいや。と思ったら....
なんと一方通行らしく、戻りのトラム乗り場が無いっ。
ここはどこじゃ〜
だれもいない〜え”〜!!!!
こんなところで私どうするの??????

しかたないので、人っ子一人居ない道を戻る。
悲壮感漂わせとぼとぼ歩いているうちに、
戻りのトラム乗り場を発見し、無事に目的の場所へ移動。
ほっとする。
えっと公園の中にあるレストランということ だが。
あれだ!

  

残念ながら、かなりお高そうな店で
私の格好では入れないような様子。
ジェヒが日本人役の女優と話をしていた螺旋階段は見えるも
中に入れず。残念。

ほっとしたせいか、また帰りのトラムも間違ったものに乗ってしまい
あわてて下りる。
一駅が近かったので、歩いて戻って正しいトラムに乗り
無事に地下鉄の駅へ。
駅にトイレがあったので入ってみた。
ガイドブックどおり、トイレの中に部屋があり
入場料を取り立てる人が居た。
お金を払い、トイレットペーパーは韓国と同じ
一箇所ど〜んと置いてあるので、取って個室に入るというやり方だった。

また旧市街広場にてくてく戻る。
何か撮影をやっていたので、近づいてみると
中国語だった(ティアラを被った女性。ウェディングドレスをまとっていた)



旧市街広場の天文時計の前で、コスチュームに身を包んだ騎士?が
パフォーマンスをやっていた。



お腹がすいたので、クリスマスマーケットで何かを食べることに。
パンの皮に砂糖をまぶしたようなお菓子を食べてみた。
あつあつでおいし〜。

  

ぐるぐる旧市街広場を回るとなぜか同じところに戻ってしまい
本当はスーパーマーケットに行きたかったのに
たどり着かず、そのまま地下鉄にのりホテルへ戻る。

晩御飯調達にホテル近くのマック、KFCと行ってみるが
みんなしまってる〜!
地下鉄の売店も閉まってる〜。とほほ。
どうしようもない。あとはホテルに帰るだけか?!
せっかくなのでホテルの近くに見えていた教会へ行ってみることに。



しかし入ることは出来ず。
すごすごとホテルへ。部屋には小さなクリスマスプレゼントが。
しかしお腹すいたなぁ。
仕方なく、パッキングをして空腹のまま就寝。19:00。
さて明日はウィーンへ鉄道で移動だ。
週末とクリスマスということで
店がほとんど開いてなかったことがなんとも残念。



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